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鉄道唱歌

♪汽笛一声新橋を~♪♪というフレーズは、それが鉄道唱歌という題名だとは知らずとも、誰もが一度は耳にしたことがあるものと思っていた。周りの人に聞いてみると、昭和30年代生まれの人はかろうじて、昭和40年代以降生まれの人は「何それ?」って感じだ。

昭和30年代後半生まれなのに、曲名もきちんと言える私は、家族とともに「懐かしのロディー」をよく見ていたからか、それとも一時国鉄関係の仕事をしていた祖父の影響か。

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今年の「SLやまぐち号」関連のイベントでは、何度か、この鉄道唱歌がホームに流れ、リズムも軽やか、なんかいい感じで、心地よかった。

来年はイベント時だけでなく、発車メロディや車両チャイムなどに使ってほしいものだ。

ちなみに、ウィキペディアによると、鉄道唱歌は1900年に発表され、東海道編、山陽・九州編など全5集、334番からなるそうだ。作詞は、愛媛県出身の大和田建樹という人で、この人は、♪夕空晴れて、秋風吹き~♪♪の「故郷の空」の作詞をしている。(曲はスコットランド民謡)

ついでに、第2集の「山陽・九州」編を調べてみた。山口県関係の詩は、23番から30番までで、次のとおり。

23 岩国川の水上に、かかれる橋は算盤の、玉をならべし如くにて、錦帯橋と名づけたり

24 風に糸よる柳井津の、港にひびく産物は、甘露醤油に柳井縞、からき浮世の塩の味

25 出船入船たえまなき、商業繁華の三田尻は、山陽線路のをはりにて、馬関に延ばす汽車のみち

26 少しくあとに立ちかへり、徳山港を船出して、二十里ゆけば豊前なる、門司の港につきにけり

27 向の岸は馬関にて、海上わづか二十町、瀬戸内海の咽首を、しめてあつむる船の数

28 朝(あした)の帆影夕烟(ゆうけぶり)、西北さしてゆく船は、鳥も飛ばぬと音にきく 玄界灘やわたるらん

29 満ち引く汐も早鞆(はやとも)の、瀬戸と呼ばるる此海は、源平両氏の古戦場、壇ノ浦とはこれぞかし

30 世界にその名いと高き、馬関条約結びたる、春帆楼(しゅんぱんろう)の跡とひて、昔しのぶもおもしろや

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なかなか情緒がある歌じゃないですか?観光アピール度も高い。「はじめてなのになつかしい」-なんか、このキャッチにぴったりとはまりますね。

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SLやまぐち号今年のラストラン

Img_1143_211月25日、JR新山口駅では、SLやまぐち号の今年最後の運行Img_1153_2日を盛り上げるイベントが行われた。 

快晴の下、いつもにも増して熱気と歓声に包まれた1番ホーム。鉄道の父「井上勝」と、今年生誕100年となる「中Img_1159_2原中也」に見守られ、SLやまぐち号を支える機関士と車掌に花束が贈られた。 「勝」君と「中也」君は、今年何度もの登場のせいか、すっかり板についている。

名残を惜しむかのように、ひときわ高らかな汽笛を発し、鉄道唱歌に送られてC571号機は出発した。今年の運転日数は90日。延べ57,000人が乗車したというからすごい。

SL運行対策協議会では、全国のファンとの連携をもっと深める組織づくりが検討されているという。すわーッ、ノムラン会の出番か?

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勝カード

このグに何度も登場する「勝カード」とは? Img_1054_3

「SLやまぐち号70周年記念誌」、「貴婦人C571製造70周年展アンケート結果」とともに、井上勝とSLやまぐち号のPRのための三種の神器の一つである。

Photo_3れらがグッズとしてデビューしたのは今年夏。SLのイベントなどで乗車記念と Photoして配られるほか、あらゆる機会を捉えて、関係者等に配られており、多くの人々がSLやまぐち号を通じて、井上勝を再発見し、鉄道のすばらしさを再認識することができたのではないかと思われる。

「勝カード」にいたっては、ノムラン会広報部長の突撃PRで、国土交通省の鉄道局長やJR西日本の社長、JR東日本の方々など鉄道人にも手渡すことができた。また、JR上海の方やハワイ州知事も持っているという。

製造が間に合わないという事態も生じがちだが、「勝カード」は、巷で秘かなブームの予感。お問い合わせは、「山口線SL運行対策協議会」へ。

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銅像の受難

Img_112411月15日、先月の鉄道の日のイベントでお世話になった井上勝重さん宅を訪問。Img_1128しばし、「勝」談義に花が咲く。 居間にある、明治天皇から下賜された馬具を撮影させてもらった。勝重さんは今、井上家の家紋を復元中だとか。

東京駅前の銅像の歴史について話していると、勝重さんが書斎から何やら持ってきてくれた。勝の銅像の受難について書かれた資料である。

それによると、東京駅開業と同時に建てられた初代銅像は、当時の写真を見ても見当たらず、場所がどこだったか不明とある。この銅像は昭和19年他の多くの銅像とともに供出され砲弾か兵器に化け、残された台座のうち、「動輪」「枕木」「つるはし」が記された一部が国鉄によって保管され、今は東日本鉄道文化財団に託されている。

鉄道関係者や鉄道出身の佐藤栄作元首相ら政財界人らが発起人となって再建された2代目銅像は、昭和34年に、当時の国鉄本社の新館と旧館の間に建てられた。(現在は丸の内オアゾというオフィスビル群&複合商業施設になっている。)しかし、わずか2年後には新館の建設工事のため駅前広場の中央付近に移され、昭和43年5月、東京地下駅の工事のため撤去され、越中島の国鉄の倉庫に保管されたとある。いつ頃、駅前広場に戻ってきたかは書いてないが、「2代目は人の目に触れた期間より倉庫暮らしの方が長い」という記述があるので、昭和53年ごろには、まだ、倉庫に眠ったままだったのかもしれない。

これほどの受難の歴史があったとは。今、勝の銅像は3度目の眠りについている。その行方にはしっかりと目を光らせておかなくては。

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鉄道博物館

10月14日の鉄道記念日に、埼玉県の大宮にオープンした「鉄道博物館」。鉄道に関わる遺産・資料を展示し、鉄道システムの変遷を時代背景等を交えながら、産業史として物語る「歴史博物館」だと聞いており、一度は見ておきたいところ。11月15日にさっそく訪れてみた。埼京線で大宮まで行き、埼玉新都市交通ニューシャトルで一駅。このImg_11352ニューシャトルは、 東北・上越新幹線に沿って走っており、車内の窓からは隣を平行して走る「はやて」や「やまびこ」が見えて、なかなかおもしろい。電車内はそんなに混んでおらず、降りた「鉄道博物館駅」も意外と閑散としている。

Img_1119_2 人の流れに従って歩いてみる。なんかどこからともなく、一点をめざして人が集まってくるという感じだ。と、目の前に長蛇の列が。平日の11時前。思いもよらなかった30分待ち。 せっかく来たんだからと我慢して並んだが入場までの待ち時間はそれほど気にはならなかった。 Img_1107_3

中にImg_1105入っていきなり目の前に飛び込んできたのが、1階フロアーの35両にも及ぶ実物の車両展示。圧巻。井上勝が万感の思いを持って見つめたであろう一号 機関車の姿もあった。写真撮影も自由、さわっても、車両内に入って弁当を食べてもOK。当時の鉄道風景を再現した展示演出が行われ、その時代の鉄道の様子が実感できるようになっている。

2階には全長75mの鉄道歴史年表があり、井上勝の記述や、今は亡き初代銅像のレプリカが展示されていた。Img_1109ミュージアムショップも身動Img_1114きできないImg_11362人で、なんとか手に入れたImg_11132のが「C571」の携帯ストラップ。 後ろ髪を引かれる思いでたった30分足らずの駆け足博物館巡りとなった。ゆっくり見るには半日はかかりそう、一日いても十分楽しめそうなところである。

広報部長をはじめノムラン会のメンバーも必見のスポット。そのうち、ツアーを組んで視察に繰り出すことも計画してみたい。

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東京駅の「井上勝」像

お引越し中の東京駅の「井上勝」像の行く末が気になり、11月14日・15日の上京用務に併せ、ノムラン会広報部長とともに東京駅へ。駅舎復原の工事がかなり本格化している「丸の内」口には、確かに、勝像はなかった。

勝像がない東京駅なんて・・・。Img_1129

・・・日本鉄道の父「井上勝」像は、開業当時から東京駅に建ち、供出や一時撤去の不運に見まわれながらも、静かに鉄道を見守り、鉄道人を激励し、多くの鉄道ファンに愛されてきた。同時に、山口県人のみならず、鉄道の享受を受けた多くの日本国民のシンボルと言っても過言ではなく、復原工事完成の暁には、鉄道の父にふさわしい東京駅のしかるべき場所に、また、東京駅を訪れる多くの人々が鉄道や鉄道の歴史に思いを馳せることができるような配慮をもって、再設置してほしい・・・という内容のお願い文書を対応してくれた副駅長に渡した。

東京駅の副駅長には、我々の思いをしっかりと受け止めていただけたようで、「東京都との調整などいろいろあるが、鉄道人としても、そのような方向で検討していきたい」とありがたいお言葉をいただいた。

2008年の明治維新140年、2009年の山口線SL復活30周年、2010年の勝没後100年と数々のエポックを刻んだ後、2012年、勝の銅像が東京駅に復活することを信じたい。

初代「勝」銅像   2代目「勝」銅像  Photo_4  

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